「絵本を抱えて部屋のすみへ」江國香織

今週のお題「読書の秋」

自分は「天使ちゃん」シリーズの絵本を描いているクセに「絵本」が嫌いです

子供の頃に、読んでもらった記憶が、ないというのも影響しているかも知れない

初めて、自分で「絵本」を楽しんだのは「バーバパパ」だった

何にでも「姿」を変えられて、どこにでも行ける、、、、、というのに憧れた。

家族が、みんな仲良しなのも、心地良かった

自分には、手に入らない世界が、あの絵本には沢山あった

バーバパパ」以来、多分「絵本」には手を出していない

自分の、勝手なイメージとして「絵本」は「フアンタジー」というのがある。

「フアンタジー」な世界は、苦手だ。

 

なら、何故この本を読んだのか?

理由は「作者」が好きだから

この本は江國香織さんが、子供の頃から好きな絵本~大人になって好きになった絵本が集められている。

 

自分は、この本で「絵本」への考えが変わった

主に海外の「絵本」が多く、内容が実にリアルなのだ。

 

例えば、有名な「ピーターラビット」の中で子供のウサギが遊びに行こうとする。

そこへ母親ウサギが注意をする

「~の畑には絶体に、行ってはいけないよ! あそこでうちのお父さんは銃で殺されたんだから」(、、、、、みたいな事を子供に、教える)

正直、ドキッとした。

見た目、かわいい「ピーターラビット」の世界は実にリアルなのだ

コレだけではないが、自分の絵本に対するイメージを払拭させてくれた一冊です

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